先日、5月21日(日)にマンハッタン、ミッドタウンのミチコスタジオにて春の発表会が行われました。今回の発表会からは1月に加わったロビン先生のおかげで生徒数が増え、4才から16才の合計10人の生徒達が日頃の練習の成果を発表し、さらに生徒達による特別アンサンブルの演奏も披露することができました!
秋にバイオリンを始めたばかりの4才の生徒は今では音階と曲が1曲発表できるほどに進歩し、すくすく育っています。本番に緊張してしまう生徒はドキドキしても本番がうまくいくよう、工夫した練習方法で準備した成果が出て、素晴らしい演奏を見せてくれました。一番新しい生徒は7才のYちゃん。たった4ヶ月で弓を駒と平行に保ち、美しいE線の演奏ができました。当日、高熱で具合が悪かった生徒はどうしても発表会に出たい、ということでがんばって参加して、病気だということがわからないくらい良い演奏をしました。
今回の発表会で新しく始めたアンサンブル。音楽は一人で演奏するものではありません。もちろん独奏用に作曲された音楽もありますが、基本的に複数のプレーヤーで一緒に息を合わせて演奏することが音楽の一番大切で楽しい要素です。大勢で一緒に音楽作りをする体験を当教室の生徒達にしてもらいたいと思い、今回のアンサンブルを企画しました。偶然、生徒のお姉さん達がチェロを習っているため、2人のチェロの生徒と先生も交え、低く、深い音でアンサンブルを支えてくれました。低音が加わって、より重圧なハーモニーを肌で感じることができたのは、バイオリンの生徒たちにとって貴重な体験だったのではないかと思います。
全員がそれぞれのパートを個人レッスンで練習・準備し、発表会前に合同リハーサルが合計3回行われました。キラキラ星変奏曲、French Folk Tune, そしてモーツァルトのメロディから編曲されたメヌエットの合計3曲を披露し、様々な年齢やレベルの違いを乗り越え、少ないながらも充実した演奏ができた思います。今回のアンサンブルは半分試験的でもありましたが、非常にうまくいき、生徒たちやご家族に好評だったのでこれからも続けて行こうと考えています。次回は曲数や編成などを少し増やして行ければと思っていますので、お楽しみに!