こんにちは。掲載が少し遅れましたが、いつもお世話になっているWeekly Biz紙にまた記事が載ったのでご紹介いたします。
バイオリン教室に通って「双子の娘が音楽を好きになり、楽しむように」
2人が刺激し合いつつ根気よく基礎を身に付けた
〈レッスン紹介〉子供向け音楽教室 福田千尋バイオリン教室
先生の福田千尋さんの指導受ける5歳の双子の姉妹。同教室でレッスンを受けて1年となる
リンカーンセンターの人気イベント「Mostly Mozart」やメトロポリタン・オペラ、シティ・バレエのオーケストラなどでビオラ奏者として活躍する福田千尋さんの主宰する、子供向けの「福田千尋バイオリン教室」。秋から新しく開校するバイオリン塾に向け、19日に説明会が行われる。
◇ ◇ ◇
福田千尋さん
福田さんのバイオリン教育法のベースとなるのは、東京芸術大学、ジュリアード音楽院を卒業後に修業を積んだ、ハーレムにあるコミュニティー音楽教室「Opus 118 Harlem School of Music」だ。ここで師事を受けたロベルタ・ガスパーリ先生は、米映画「ミュージック・オブ・ハート」の主人公モデルとなった人物でもある。ここでの体験や、地元の公立小学校でも数多くの子供たちにバイオリンを教え、さまざまな環境出身の子供を理解している。
同教室でレッスンを受けて1年となる5歳の双子の姉妹の母親、和子さん(仮名)は、人生を豊かにする「音楽」を自分の娘たちにプレゼントしたいという思いから、同教室に通わせている。小さな子供にとって、バイオリンを上手に弾けるようになるには忍耐が必要となるが、双子となれば一人の行動でもう一人の集中が切れるため、続けるのはさらに大変だ。しかし「福田先生は2人に合ったペースやタイミングを理解して進めてくれる」という。1年間かけて、2人が刺激し合いつつ根気よく基礎を身に付けた後、今度はそれぞれが別々の曲を弾くという課題が与えられた。「(双子は)いつもユニットで見られているため、一人一人に違う課題を与えられたことにすごく喜んでいます」という。目に見えないことのために練習する意味を考え、音楽を好きになり、楽しむようになるわが子の姿を見るのがうれしいと語る。
バイオリン塾の説明会
マンハッタンの教室で19日に「バイオリン塾説明会」を行う。説明会では教室全般について、レッスンを受けるにあたり知っておくと便利な情報、秋のバイオリン塾について話す。個別の相談も可。〈要事前予約〉
【日時】9月19日(土)午後4時
【場所】171 Morningside Ave(bet 126 & 127 St)
【最寄り駅】地下鉄A、B、C、D各線の125 St駅
【会費】一家族10ドル
【予約・問い合わせ】917-319-2178、info@chihirofukuda.com
【詳細】www.chihirofukuda.com
(ニューヨーク・ビズ 2015年9月19日号掲載)