親子でバイオリンレッスン

やっと今年の永い永〜い冬が終わり、春の花粉症の季節も去り、福田の大好きな夏がやってきました!ニューヨークの夏はジョーンズビーチへ海水浴に行ったり、愛犬の三太(さんた)を連れて近所の公園の木陰でぼーっとしたり、夕方のハッピーアワーで近所のビアガーデンで冷たいビールを飲んだり、、、、屋外で楽しめる事がたくさんあります。今年の夏のそんなわけでセントラルパークでの”ピクニック発表会”を予定しています。天気さえ良ければ木陰の芝生でピクニックして生徒達の日頃の練習の成果を発表する機会という発表会です。そちらの報告は後日このブログで掲載させていただこうと思っております。

 

5月から新しく親子の生徒さんが教室に仲間入りしました。お母さんの篠田かなさんとお嬢さんのめいちゃん。二人とも毎週レッスンのビデオ等を使って復習、練習をして順調に上達しています。

以前ここのブログでご紹介した鈴木慎一さんの本『愛に生きる』の中で鈴木先生は「子は親を見て育つ」、という事を書いておられます。例えばお母さんが日本語をしゃべっていたら子供は当然日本語を話すようになります。例え地球の裏側から日本人ではない赤ちゃんを連れて来たとしても日本語の環境に育てばその赤ちゃんは必ず日本語を話して育つのです。お母さんがバイオリンを毎日練習している姿を見れば子供は自然とその真似をしてバイオリンの練習をするようになるし、お母さんが日本語を話せばそれを真似して日本語を話す。『子供は環境の子』なので上手に周りの大人が環境づくりをしてあげる事が大切です。

鈴木メソードの教室に行くと、子供にバイオリンを習わせる事を目的で行ってもまず最初にお母さん、またはお父さんがレッスンを受けてキラキラ星を弾けるようにならないと子供のレッスンは受けさせてくれません。当教室ではそのような決まりはありませんが、篠田さん親子はたまたまお母さんのかなさんがバイオリンを習う事に興味があったのでお嬢さんと一緒にレッスンに来ています。バイオリンをしっかり構え、弓の持ち方も正しく、無理のない姿勢で奇麗な音を出せるようになりました。母子ともに毎日練習を続け、いつか親子で二重奏できると楽しいと思います。将来が楽しみですね!